Kamakura-An’s diary

鎌倉で海と戯れながら、時折、トレッキングにも

海外トレッキングに出かけてみよう

日本国内でトレッキングを楽しむ人は年々増えているように感じますが、海外トレッキングはまだまだハードルが高いのではないかと思います。今日、日本人の姿をみかけない世界の観光地はないと言ってよいのではないかと思いますが、海外のトレイルで日本人と出会うことはあまりありません。

とはいえ、自身にもそれほど経験があるわけではありませんが、これまでの海外トレッキングはトレイルコース選びから交通手段・宿泊先の手配まですべて自分自身でやっていますので、その経験を記したいと思います。

家内からは「ほんと助かる/すごいねぇ」というお言葉をいただいておりますが、言外には「よくそんなに面倒なことやるなぁ」という呆れた様子が見え隠れします。自身は計画段階から海外トレッキングが始まっているようで楽しいのですが、ただ単にそういう計画ごとが好きなだけかもしれません。

 

これまで訪れたところ

 ウルル/エアーズロック(オーストラリア)

 グレイシャー国立公園(アメリカ・カナダ)

 マクリッチ ネイチャー トレイル(シンガポール)

 マウントクック(ニュージーランド)

 レッヒ/チロル(オーストリア)

 オーバーグールグル,フェント/チロル(オーストリア)

 ツェルマット(スイス)

 シャモニ・モンブラン(フランス)

 ラヴォ―(スイス) 

 <計画中>アイスランド

 

行ってみたいところをみつけることが最初の一歩

テレビや雑誌、ネットをみて「行ってみたいなぁ」と思ったところ、子どものときからの夢や憧れの地、動機はさまざまですが、まずは「行ってみたい」という HOPE を大切にしましょう。「行ってみたかったなぁ」という WISH でも調べ進めていくうちに、HOPE に希望が高まり、 EXPECT に変えられるかもしれません。

自身が海外トレッキングにはまるきっかけとなったのは、50歳のときのグレイシャー国立公園でのトレッキングでした。その前年、国内でトレッキングを始めたばかりだったのですが、高齢の母親(当時76歳)がふと「ロッキー山脈をみてみたかった」と漏らしていたことを妹から聞き、残り少ない親孝行と思って一緒に出かけました。半世紀以上前に登山経験があるものの、その後はトレッキングも登山もしていなかった母親ですが、結構、楽しめた(歩けた)ようです。ただし、自身の体力は冷静に客観的に、そしてコンサバティブに判断すべきことは言うまでもありません。

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グレイシャー国立公園(油絵風)

マッターホルンの雄姿、子どもの頃からずっと、いつかは自分の目でみてみたいと思っていましたが、それがかなったときは本当にうれしかったものです。

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マッターホルンの朝焼け(油絵風)

一度、トレッキングで訪れると「次もここに来ることにしよう!」と思うのですが、いざ次の HOPE をみつける段になると、ついつい違うところに目がいってしまう貧乏根性に自己嫌悪感を覚えてしまいます。

どうやって行くかを考える楽しみ

WISHHOPE が定まれば、次はそれをどう実現するかです。

『〇〇〇の歩き方』のようなガイドブックで情報収集ができればよいのですが、一般の旅行ガイドブックにはトレッキングについて書かれている記事はごくわずかですし、海外トレッキングのガイドブックもほとんどありません。冒頭に述べたとおり、ガイドブック需要がないのでしょう。写真集やエッセイのようなものがあったりもしますが、ヒントにはなってもトレッキングの計画づくりには役立ちません。

では、どうするか?ということですが、やはりここはネットのフル活用です。

まず、現地の観光局(政府系機関)などの Webサイトで、どこにあるのか? どんなところか? 季節による違いは? など、目的地の感覚をおおまかにつかみます。

その上で、どのようなトレッキング形態になるのかを検討して、行けそうかどうかを判断することになります。トレッキング形態には次の2つがあります.

① 宿泊施設(ホテルなど)をベースにして毎日、日帰りトレッキングを楽しむ

② リュックを担ぎながら移動して長距離トレッキングを楽しむ

①であれば、天候や体調に合わせて予定を変えられるので、海外トレッキング初心者の方にはおススメです。移動の疲れ、時差、(飛行機での移動による急激な)高度差、食事など海外トレッキングでは身体のコンディションにマイナスに働く要素が多いからです。

ヨーロッパの場合、1つのトレッキングエリアに多くのトレイルがありますので、何日滞在しても飽きることはないでしょう。列車やバスで近隣のトレイルに足をのばすことも可能です。

 

どうやって歩くかを考える楽しみ

次はいよいよどのトレイルをどうやって歩くかを考えること、トレッキングの本格的な計画づくり、トレイルコースの案づくりになります。家内にいわせると、このときが(トレッキング本番よりも)一番イキイキしているそうです。

自身の場合、次の outdooractive というサイトで情報収集したり、トレイルコースのシミュレーション(距離や時間、アップダウンなど)を行っています。とくにヨーロッパのトレッキング情報は探すのが大変なほど充実しています。日本語対応も始まっています。

このサイトの上部にある『Routes』のボタンから『Routes Finder』を選び、キーワード検索や地図で選んでいくと、さまざまなトレイルコースが紹介されます。難易度(Difficulty)、Distance(距離・道のり)、Duration(所要時間)、Ascent/Descent(上り/下り、高低差)が表示されますので、これを参考にしながらコースを検討するのがよいでしょう。

ただし、個人の投稿によるものもあるので、難易度や所要時間には個人差がありますから、複数投稿で確認した方がよいかもしれません。なお、自身の場合、難易度はだいたいい “moderate(普通)” を選びます。表示される所要時間は適度に休憩をとったときの時間とほぼ同じか、少し短めという感じです。

個人の投稿から地図をシェアしてもらってもいいのですが、やはり自分の地図は自分で作りたいものです。同じく『Routes』のボタンから『Routes Planner』を選ぶと自分でモデルコースを選んだり、作ることができます。地図から検索して、徐々に拡大していくと(エリアを絞り込んでいくと)、いくつものモデルコースがあることがわかります。

自身の場合、この地図をPDFに出力して印刷するとともに、スマホにも保存しておきます。また、地図のデータ(GPXデータ)をダウンロードして腕時計やスマホにアップロードしてナビとして活用しています。

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お気に入りの腕時計(EPSON)

小生のブログでも outdooractive のデータをアップしていますので計画づくりのお役に立てば幸いです。

 

あとは旅行代理店になった気分で。。。といいたいところですが

目的地・トレイルコースが決まれば、フライトや宿泊施設の手配を残すのみです。

しかし、希望の時期に予約ができなかったり、予算をオーバするようであれば、全面的に考え直さなければならない、現実を思い知ることになるステップともいえます。

飛行機や列車、ホテルなどは Webサイトから比較的簡単に予約することができますが、国立公園内のホテルであったり、山小屋などは専用サイトからの予約となることがほとんどです。相当、早い時期(半年以上前)に予約しないと確保は難しいでしょう。

現地の列車やバスは旅行代理店(海外の日本語サイト含む)からも手配できる場合が多いのですが、当然、相応の手数料がかかります。コストと労力のバランスで判断ください。あくまでも個人的な感覚ですが、往々にして結構な手数料となります(ビジネスを考えるとそうなるのでしょうが)。また、国によっては旅行者にお得な割引プラン(チケット)がありますので、これを使うかどうかで現地の移動コストは大きく違ってきます。

なお、標高が高いところ(自身の場合はおおむね2000mが目安)をベースとするときは、午前中に現地に入り午後は身体をゆっくりと慣らすことに使うことをおススメします。

 

いよいよ出発、しかし、その前に・・・

トレイルコースの計画づくり、もろもろの手配が整えば、出発を待つだけです。

トレッキングに必要なものは、基本、持参していくのが自身流ですが、機内に持ち込めないもの/預けることができないものは現地調達方法の確認も必要です。

また、現地で列車やバスの移動が多い場合、スーツケースはあまりおススメできません。自身の場合、大きなリュック(背中)と小さなリュック(胸)が基本スタイルです。航空会社によっては、預け荷物単位で追加料金が必要な場合もあります。

なお、トレッキングポールは機内に持ち込めないケースが多いので、折り畳んで完全に収納できるタイプがいいでしょう。

では、お気をつけて。世界のどこかでお会いしましょう!