Kamakura-An’s diary

鎌倉で海と戯れながら、時折、トレッキングにも

シャモニ・モンブラン オフ・トレッキング(2018年7月28日)

Arc of Argustus in Aosta

 
ツェルマットとシャモニの旅も11日目となるとさすがに疲れも溜まってきました。シャモニ5日目の朝は6時頃に一度、目が覚めたのですが、天気が悪そうな感じがしたのでまた寝てしまい、気が付いたら8時を回っていました。
空模様も今ひとつ、未だイタリア国境がなかなか越えられない等々から、トレッキングは止めてバスでイタリアに向かうことにしました。
シャモニのバスターミナル(Chamonix Sud)がどこにあるかをフロントで聞くとすぐ近く、エギーユ・デュ・ミディ(L'Aiguille du Midi)展望台行きロープウェイ乗り場の先のようです。ガイドブックに書いてあった場所から最近、移転したようです。
土曜日にもかかわらずロープウェイ乗り場は閑散としていました。

 

雲も晴れてきて、昨日、上った山々がみえるようになりました。

 

バスターミナルでイタリア行のバス時刻を尋ねると次は10:30、復路便(16:00発)も一緒にチケットを購入します。
バスまで1時間ほどあったので、ロープウェイ乗り場に戻りモーニングコーヒー。モンブランも姿を現し始めた。イタリア側からもみてみたいものだ。

 

ターミナルに戻るとイタリア行のバスがきていたので乗車します。

 

ターミナルを発つとバスはモンブラントンネルに向かいますが、トンネルの通行量制限をしているのか料金所前まで渋滞が続きます。結局、ターミナルを出てからトンネルに入るまで1時間ほどかかりました。


「イタリア」と行き先を告げてチケットを買ったものの、実はイタリアのどこに着くのか、そこに何があるのかすら知らないままです。
渋滞時間を利用してWebサイトをみると、どうやらクールマイユール(Courmayeur)というところにバスは着くようです。そこも山岳リゾート拠点のようですが、そこからさらにアオスタ(Aosta)というところまで足を延ばすと古代遺跡がみられるとのことでアオスタに行ってみることにしました。

 

 

ようやくトンネルに入ると時速60キロちょっとの一定速度で走行。対向車線ともども十分な車間距離がとられていました。
モンブラントンネルの全長は12㎞弱、50年以上前に掘られたようですが、要した時間はわずか6年‼ 今回の旅では欧州人の土木工事パワーに圧倒されっぱなしです。
 
ほぼ定刻通り、11時45分にクールマイユールに到着しましたが、生憎、どしゃ降りの雨。モンブランはおろか近くの山すらみえません。チケットオフィスに駆け込み、アオスタ行のバスチケットを購入し、同時にシャモニへの帰りのバスの時間も変更しました。
そして、アオスタ行のバス(12:05発)に慌ただしく乗車。アオスタまで約1時間の間にスマホでアオスタのリサーチします。ほんとうに便利な世の中です。
 
アオスタはヴァッレ・ダオスタ特別自治州の州都、先史時代から人が住み、その地理的位置からそれぞれの時代で戦略的な拠点となっていたようです。
 
アオスタのバスターミナルに着くも人気(ひとけ)・バス気はまったくありません。寂びれた感すら漂っています。

 

とりあえず中心部と思しめき方向に。やはり人気はなく、地元の人々からは奇異の目でみられてしまいます。

 

日曜日とはいえ、イタリアがこんなに閑散としているところだとは。。。と思いながら歩いていると、ようやく中心部(観光スポット)のようなところに出ました。プレトリア門(Porta Pretoria)です。

Porta Pretoria

 

インフォメーションで地図をもらい、まずは腹ごしらえのためレストラン探し。本物のパスタとビザを食さないで帰るわけにはいきません。
プレトリア門につながるポルタ・プレトリア通りを行き来きしてみますが、パスタとピザの両方が食べられそうな店がありません。

 
通りを何回か往復し、地元っぽい人で賑わっているレストランに入ってみました。いざオーダーの段になるとパスタはあるがピザはないとのこと。イタリアのパスタとピザの両方を味わってみたかったので申し訳なくも店を出ました。
別の店に入るもやはりパスタのみ。そういうものなのかも知れないと思い、パスタをオーダーしてみると、さすが本場の味、とても美味しいのです。
店を出てスマホで調べてみると、パスタとピザを一緒に出すのはやはり邪道というかそれぞれ違うカテゴリーのもののようです。最近でこそ観光地には両方を出す店もあるようですが、鮨屋でうどんを注文するようなものなのかも知れません。そんなことはつゆ知らず赤面してしまいました。
パスタとピザの事実を知ったことに満足した後は、アオスタのモニュメント巡り。バスの時間まで主なスポットを駆け足で巡ります。
Town Hall and Hotel des Etats

 

City Cross パトロールカーで巡回中の警察官が水を汲んでいました。のどかな風景です。

 

Cathedral 聖堂というと縦長なイメージがあるのですが、これはこれで趣があります。

 

(番外)至る所でみられる水汲み場

 

Archaeological  Museum

 

Tourneuve

 

Lepers' Tower

 

Bramafam Tower 世界史を学んでいないので建築的興味以外は湧かず、アオスタには失礼ですが、だんだん飽きてしまいます。保存状態をみていると、歴史的建造物を観光資源にするというのは財政的にも難しいことのようでした。

 

(番外)Aosta 駅舎

 

(番外)いわゆる合同庁舎?

 

(番外)郵便電話局

 

Tower of the Signori Sancti Ursi 一周して再びプレトリア門のところに戻ってきました。

 

 

Arch of Argustus(アウグストゥスの凱旋門) ローマ帝国初代皇帝の名前に触れ、あらためてアオスタの歴史を感じます。

 

Saint Orso Collegiate Church

 

Baliffs' Tower

 

Roman Theatre(ロマーノ劇場) アオスタのシンボルのひとつ、ローマ帝国時代の円形劇場。近くでみるためには入場料が必要だったのですが、今となっては入らなかったことが悔やまれます。

 

アオスタ 3時間観光を終え、クールマイユールへ戻ります。

 

クールマイユールのバスターミナルは登山を終えたグループで混雑していました。シャモニ行のバスに乗ろうとした人がパスポートをホテルに忘れたらしく乗車を拒否される事態に。われわれは特段、パスポートチェックを受けなかったのですが。。。


クールマイユールに別れを告げ、シャモニに向かって出発。機会があれば、ここでもトレッキングをしてみたいものです。

 

モンブラントンネルに入る前、料金所を通過すると、われわれの乗ったバスだけが駐車場に誘導されました。フランス?の警察官(確か背中にポリスと書いてありました)が乗り込んできて全員のパスポートをチェック。
フランスで乗車するとき(イタリアに入るとき)、パスポートチェックはなかったので、もしフランス側にパスポートを忘れてきていたとしたら、どうなるのでしょうか?
シャモニに戻り、どうしてもパスタとピザを一緒に食べたくなり目抜き通りのレストランへ。パスタ、ピザもあれば、チーズフォンデュ、ラクレット、ステーキ・・・何でもありのレストランでした。
フランス・シャモニ最後の夕食がなんちゃってイタリアンになるとは思いもよらずです。
あっという間の11日間、明日はジュネーブに移動、そして帰国です。