Kamakura-An’s diary

鎌倉で海と戯れながら、時折、トレッキングにも

ラヴォ―(2018年7月30日)

Lavaux and Lac Léman

 
ツェルマット(Zermatt)とシャモニ(Chamonix Mont-Blanc)での充実したトレッキングを終えてしまい、テンションがかなり下がった状態でジュネーブに入りしたのですが、翌朝、目を覚まして外をみると快晴。不思議なもので元気が湧いてきます。
ジュネーブ(Geneva)の一日をどう過ごそうかと思っていたら、家内がいろいろと調べてくれて、ローザンヌ(Lausanne)の近くにラヴォー(Lavaux)という世界遺産のブドウ畑があるとのこと。
ツェルマットに向かうときに車窓からみえていたブドウ畑です。確かにきれいなところでした。
ハイキングコースもあるようなので、最終日はラヴォ―に出かけることにしました。テンション完全回復、家内に感謝です‼
 
宿泊ホテル(Hotel Cornavin)にあった機械時計。高さが30.02mもありギネスブックにも登録されているようです。ただ、動いている気配はありません。

 
朝食をとるためホテル前のコルナヴァン駅にある BURGER KING へ。スイスのマクドナルドはスイス国産ビーフ100%と聞いていたので、 BURGER KING も?と思い入店。
メニューボードをみると、BURGER KING にありました。ただ値段が。。。もっとも安いビーフバーガーで15.90CHF(約1,800円)。さすがに躊躇し、隣りのカフェのモーニングセットで我慢します。
スズメがクロワッサンを狙っているようです。しかも店の中(室内)。ツェルマットでもシャモニでもスズメはずいぶん人に慣れているようでした。

 

ローザンヌの先、ヴヴェイ(Vevey)までのチケットを買って乗車。2等車でも十分なスペース。ツェルマットで日本の電車事情を知らないオーストリア小娘にポールキャップのことを大笑いされましたが、ヨーロッパの電車感覚で日本の混雑した電車を想像できるはずがありません。

 

ジュネーブ(コルナヴァン駅)から1時間ちょっとでヴヴェイ(Vevey)に到着です。

 
ヴヴェイのインフォメーションでシェーブル(Chaxbres)行のバスを確認、チケットを駅の券売機(電車の切符と同じ)で買おうとしましたが、さすがにバスチケットの購入はハードル高く、案内係の女性に教えてもらい何とか入手できました。
路線バスに乗車すると中国人大家族。見たところ2人のアイサン(お手伝いさん)も同伴しています。お金持ちなのでしょう。バスのなかでアイサンも含め全員が日焼け止めを塗り始めました。塗り過ぎじゃない?と思うほどの念の入れよう。オヤジの顔と首には白いスジ。でもその手で手すりやシートを触るのは止めてほしい。
20分ほどでシェーブルに到着。駅舎↓のインフォメーションでブドウ畑のマップをもらいサン・サフォラン(St-Saphorin)に向けてスタートします。それにしても日差しが強い。

 

ルート① Chaxbres → St-Saphorin → Rivaz → Epesses → Cully

快晴、約10㎞、5時間(休憩含む)

ルート情報は↓を参照ください。

out.ac

 

青い空、それより少し濃い青色のレマン湖(Lac Léman)、そして緑のブドウ畑。山とはまた違った美しさ。完璧です。

 

真っ昼間だからでしょうか、ワイン畑を歩く人はほとんどいません。貸し切り状態です。

 
レマン湖北岸に位置するラヴォ―地区は、太陽、レマン湖の反射光、石垣が蓄える輻射熱(遠赤外線効果)の「3つの太陽」に恵まれているとのこと。主に白ワイン用のぶどうを生産しているようです。
最前線にありよく日の当たるブドウはすでに色づき始めていました。

 

サン・サフォランの町に入ると、レストラン、ワインバーらしきお店はたくさんあるのですが、どこも営業していません。営業は夜からなのでしょう。

 

昔のぶどう圧搾機でしょうか?

 

レマン湖岸の道路沿いにようやく営業しているレストラン RAISIN をみつけました。幸い2階のテラスに空席がありました。

 

当然ながら、まずは当地の白ワイン。食事は家内と迷った挙句、再びタルタルビーフとローストビーフ。レマン湖の白身魚も捨てがたかったのですが、やはり肉が食べたかったのです。

 
レマン湖の風を感じながら、すぐ近くで育ったワインとスイスビーフをいただきます。夢のようなひととき。アルコールがダメな家内には申し訳ないのですが。。。
また、ジャガイモは濃い黄色をしているのですが甘みがあってとても美味しい。
となりのテーブルにいた老夫婦は赤と白のワイン、白身魚のタルタルを食べ席を立ちました。テラスからみていると、湖畔に止めてあるマセラッティーのオープンカーに乗り込みます。そして、奥さん(もちろんワインを飲んでいた)の運転で颯爽と去っていきました。羨ましい歳の重ね方、時間の過ごし方です。
ワインと肉に大いに満足し、リヴァ(Rivaz)に向かって出発です。

 

湖畔にあった RAISIN から斜面をまた登ります。ただ日差しを遮るものはないし、アスファルトの照り返しも強く堪らない暑さです。リュックのサイドポケットに入れてあるペットボトルの水もぬるま湯です。

 

こういうところに眠る人々は幸せです。

 

喉カラカラでリヴァの集落に入りましたが、潤せるような店はなさそうです。

 

水飲み場にベンチを見つけたのでしばし休憩。ベンチ近くのボードに貼ってある注意書き、野グソを垂れる奴がいるとは思えないのですが。。。落下中の物体が実になまなましい。

 

エペス(Epesses)、キュリー(Cully)まではまだまだです。

 

レマン湖の真ん中から向こうはフランス領。泳いで国境を越えてみたいものです。

 

 

ようやくカフェを発見。足が勝手にテラス(↓右下)に向かっていました。ここでまた冷えたビール。先ほどの白ワインも汗ですっかり流れてしまっています。

 

息を吹き返し、レマン湖のビーチへ。水が透き通っています。

 

湖岸には一人用のベンチが間隔をあけて並べられています。一人でボーッとするには最高でしょう。その一つに座り、シューズを脱いで足をレマン湖に。火照って疲れた足がレマン湖で癒されます。

 

キュリーのスーパーマーケットでアイスクリームを買ってラヴォ―のピクニックは終了。おばさんに駅を訪ねたら、親切にも駅まで案内してくれました。感謝です。

 
翌朝(7月31日)、ヘルシンキ経由で帰国。とても充実した、これまでの人生で最高の2週間でした。