Kamakura-An’s diary

鎌倉で海と戯れながら、時折、トレッキングにも

グレイシャー国立公園(14年7月6~9日) トレッキング

Stump Lake 油絵風

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Important points

① レンタカーでのアクセスがおススメ

② 前週までグレーシャー国立公園内の道路(中央部)は通行止

③ レンジャーによるトレッキング・ツアーへの参加が望ましい

 (理由は↓をお読みください)

④ グリネル氷河に行くときは朝一番のボートを前日までに予約要

 

基本情報

日時:2014年7月6日(日)~9日(水)

場所:Glacier National Park (グレイシャー国立公園)/アメリカ・モンタナ州

   Walterton Lakes National Park(ウォータートン・レイクス国立公園)/

   カナダ・アルバータ州

   Many Glacier Hotel を拠点に日帰りトレッキング

天候:4日間ともほぼ快晴

 

ルート① 7月7日(月)午前@グレイシャー国立公園

Swiftcurrent Lake 一周(Many Glacier Hotel 起点)、6.2㎞、約2時間半

ルート情報は↓を参照ください。

out.ac

 

早朝の Swiftcurrent Lake  5時に目を覚まし、すぐに湖岸へ。まずは一服。至福のとき。

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Many Glacier Hotel の裏(湖岸)からのボート(Lake Josephine行)は予約で一杯だったので、午前中はSwiftcurrent Lake 周辺を散策することに。

 

いきなり不気味な注意看板 まさかこの数時間後、本当にグリズリーに遭遇するとは思いもよらず。

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Stump Lake からの眺め(Mount Grinnell?) 絵に描いたような景色、早くも来て良かったと実感。次々と変わる景色。

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さまざまな野生動物 自然の真っ只中にいる自分を再認識。

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Many Glacier Hotel 対岸から眺めると結構大きいホテル

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午前中はトレッキングというようりもウォーミングアップ。

 

ルート② 7月7日(月)午後@グレイシャー国立公園

Lake Josephine → Grinnell Glacier Trail(途中まで)→  Lake Josephine → Many Glacier Hotel、10.4㎞、約3時間半 

ルート情報は↓を参照ください。

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トレッキングスタート Many Glacier Hotel のレイクサイドからボートに乗り、一度、乗り換えて、今度は Lake Josephine をボートで縦断。45分ほどで Lake Josephine の奥まったところに到着。ここから帰りのボートの出発時刻まで、時間の許す限りグリンネル氷河に近づくことにします。

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Grinnell Glacier Trail  夏の花々がとてもきれい。

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姿をみせ始めた Grinell Lake 

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エメラルドグリーンの Grinell Lake ここまで1時間ほど。ボートからは遠くの方にみえた、いく筋の滝も、ほぼ同じ高さからみるとまったく違った滝にみえるから不思議です。

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もう少し先にいってみたい気持ちでいっぱいですが、ここは無理をせずボートの時間に間に合うよう、余裕をもって折り返すことにします。

 

再び Lake Josephine  意外とハイペースで下れたので、「もう少し先まで行けたかも」という貧乏根性が出てきてしまいます。

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花々のベストシーズン 花の名前を知らないことで楽しみが半減しているのような気持ちに。

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脆そうな岩肌 落石も頻繁にありそうです。

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この直後、グリズリーベアに遭遇 !!! 

先頭を歩いていた家内が山を回り込むようなトレイルに差しかかかったとき、「クマ、クマ、クマ」と小さくも悲痛な叫びをあげました。その距離5メートルもなし。ゆっくりとこちらに向かってきます。

リュックに入れてきたビーフジャーキーにグリズリーが気付いたのかもしれません。

前夜、読んでいたガイドブックには、「背中を向けてはいけない、目をそらさずに後退する」と書いてありました。が、数メートル、後ずさりしてもう限界。

数十メートルほど早足で戻ると、幸いレンジャーがいました。地獄で仏に会うとはまさにこのことです。半世紀の人生のなかで、これほど死を覚悟したことはありません。

気がつけば、76歳の母親はかなり先まで逃げています。何という逃げ足の速さ! 無事で何よりだったのですが、「(息子が襲われでもしたら)どうやって日本に帰ろうか」と心配したとのこと。人間、歳を重ねるごとに生きることへの執着は増すようです。

 

無事生還 Lake Josephine のボート乗り場から、グリズリーベアとの遭遇ポイント(↓中央付近にあるGrinnell Glacier Trail の途中)を指さしながら、周囲の人々に事件のことを話しました。

アジア系の少年が言うには、乗ってきたボートからグリズリーがみえたとのこと。そして、無邪気に “Did you get a picture?” と聞いてきます。ムカッ!

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ずいぶんと早く戻ってきたため、次のボートまで時間があり、あの少年と一緒に乗船したくなかったので(笑)、午前中に歩いたトレイルを戻ることにしました。

 

怪しい排泄物 この大きさから察するに。。。

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九死に一生を終え、グレイシャーでのトレッキング1日目を終了。

湖畔でビールを飲んでいると、件の少年がボートで戻ってきました。目が合うと、“Good job!” といわれ、ムカつき再燃(笑)。

 

Many Glacier の夕暮れ

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ルート③ 7月8日(火)@ウォータートン・レイクス国立公園

Walterton Lakes National Park Visiter Center → Bears Hump → Walterton Lakes National Park Visiter Center、往復2.2㎞、約1時間半

ルート情報は↓を参照ください。

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グリズリー遭遇の動揺が続き、トレッキング2日目はカナダのウォータートン・レイクス国立公園へ行くことにします。

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Bears Hump ビジターセンターのすぐ横からスタートし、急な上り(階段)が続きますが、50分ほどで Bears Hump 到着。Bears Hump = クマのこぶ、というところであることを知り、また冷や汗が流れます。

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Waterton Lake

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Prince of Wales Hotel 帰りに立ち寄りましたが、Many Glacier Hotel に比べると、いわゆる観光土産が充実していて、商業色の強さに少々面食らってしまいます。

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この後、下山して時間があったので、キャメロン湖(Cammeron Lake)までドライブしました。

 

ルート④7月9日(水)@グレイシャー国立公園

Logan Pass(ローガンパス)駐車場 → Hidden Lake → Logan Pass、往復7.8㎞、約2時間

ルート情報は↓を参照ください。

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予想外の雪道 思いがけず雪上を歩くことになりました。トレイルがみえないため目印のポールが立てられています。幸い雪が溶けていたので登山靴で歩けましたが、アイゼンをつけている人も。まさかアイゼンが必要になるとは。。。

正面にみえる Clements Montain の裏に Hidden Lake が隠れています。まさに “Hidden”

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マウンテンゴートの親子 短い夏を楽しんでいる様子で微笑ましい限り。

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Hidden Lake ゴートの親子がみえなくなるのをまってトレッキング再開。少し急な斜面を下ると湖畔です。“Hidden” には、この景色が隠されている、という意味が込められているのかもと思うほどの眺めです。

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Clements Montain 山姿から主張の強さを感じてしまいます。

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Logan Pass 駐車場 ビジターセンターまで下りてきたときには駐車場はもう満杯。

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これにてロッキー山脈、グレイシャー国立公園でのトレッキングは終わり。

グリズリーに遭い、自然の怖さを知りましたが、これがきっかけで海外にトレッキングで出かける楽しさを覚えることになりました。

 

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