Kamakura-An’s diary

鎌倉で海と戯れながら、時折、トレッキングにも

ツェルマット_4(18年7月19~24日) トレッキング

Monte Rosa

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ツェルマットでのトレッキング最終日。

スイスNo.1の展望台といわれるゴルナーグラート(Gornergrat)に向かうため、ゴルナーグラート鉄道(GGB)に乗車します。この GGB、アプト式登山鉄道として1898年に開通、今年で開業120年とのこと。ヨーロッパ人の遊び心の逞しさを感じてしまいます。

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ガイドブックには、GGB は非常に混むので朝食をとらずに出かけようと書いてありましたが、朝食をとってからでもすぐに乗車できました。乗客のおよそ9割は日本人。「早朝は日本人で混雑します」とガイドブックを改訂したほうが良いかもしれません。

 

30分ほどでゴルナーグラート駅(3089m)に到着。ここから少し歩いて展望台に上ります。エレベータも設置されています。

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ルート⑦ Gornergrat 周辺 7月23日(月)、晴れ、約3㎞(往復)、約1時間

展望台から尾根伝いを東に上ってみることにします。

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↓ 向かう方向です。

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展望台から1㎞ちょっと東に行っただけで、氷河の迫力がまったく違います。

しばらく佇んでいると、雲も晴れ、モンテ・ローザ(Monte Rosa、4634m)を望むことができました(↓ 左側の山)。モンテ・ローザの両脇を盛り上がりながら流れ出ている氷河は圧巻です。光の加減で迫力が違ってみえ、これまでみた氷河のなかでもっともグレートでした。

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山々の谷は氷河で埋め尽くされています。

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時間を忘れ、モンテ・ローザと氷河の美しさに見惚れてしまいます。

ゴルナーグラート展望台に視線と向けると雲間からマッターホルンの頂上がみえました。

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氷河の大迫力に圧倒され続けます。

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↓ の地点から氷河を横断することができるようですが、あくまでも自己責任。日本であれば間違いなく立ち入り禁止でしょう。

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モンテ・ローザを何回も振り返りながら、ゴルナーグラート駅まで戻ってきました。

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ルート⑧ Gornergrat - Zermatt

Gornergrat → Riffelsee → Riffelberg → Riffelalp 7月23日(月)、晴れ、約11㎞(往復)、約4時間半

 

10時半も過ぎると、GGBに人はそれほど乗っていません。

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谷間によって氷河の迫力に違いを感じます。マウントクック(ニュージーランド南島)では氷河が崩落する大きな音をよく耳にしましたが、ツェルマットでは聞こえませんでした。

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眼下に逆さマッターホルンで有名な Riffelsee がみえてきました。

マッターホルンは雲(↓ 右側)に隠れていますが、もうすぐ雲は右に流れるはずです。Riffelsee に着く頃には逆さマッターホルンがみえるような気がします。しばらく行くと昨日のくまモングループにまた会いました。

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Riffelsee に到着したとき、マッターホルンはまだ雲に隠れていましたが、願かけをしながら待っていると、頂上が少し顔をみせてくれました。これだけでも十分です。

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Riffelsee を後にして、マッターホルンをみながら Riffelberg に向かいます。

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Riffelberg の駅舎やヒュッテがみえてきます。

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振り返ってモンテ・ローザ。マッターホルンほどインパクトはありませんが、山としての風格はモンテ・ローザの方があるように思います。さしずめ、モンテ・ローザは父、マッターホルンは尖った息子という感じでしょうか。

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Riffelberg ではトイレだけを済ませて、リンゴをかじりながらさらに下り続けます。牛と緑と GGB のコントラストがとてもきれいです。

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2200mあたりまで下ってくると高木もちらほらみられるように。

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Riffelalp(2222m)に到着です。ここには5つ星の Riffelalp Resort があり、近くのGGB駅とホテルの間を専用電車で送迎してくれるようです。

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Riffelalp で休憩を終え、再び歩き始めると、3人組の一人のオバちゃんに「エ・ク・ス・キュー・ズ・ミー」と声をかけられました。

「どうしました?」と答えると、パンフレット(地図)の駅を指さして「ココ(⤴)、ココ(⤴)」という英語風日本語。「こっちの方だと思いますよ」と駅の方向を指差すと、「あら、日本の人やん!?」と勝手に驚いています。「下まで歩かはるん? 気ぃ付けてね」との言葉をいただき別れます。

 

オバちゃんがココ(⤴)と言っていた Riffelalp 駅を過ぎると、森林のなかのトレイルです。

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眼下にツェルマットの町もみえてきました。

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持参していた地図では、GGB の鉄道を渡ることができるようにみえたのですが、そのためには自動改札を通って駅に入らなけばなりません。

しかし、パス(切符)はないので、いかがしたものかと思案していたら、二人の欧州人が改札ゲートを跨いで入り、線路を渡りました。われわれもマネをして跨ごうとしたらゲートが高すぎて跨げず。ゲートをくぐって線路の反対側に出ます。

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線路を渡った後は線路脇を歩きます。鉄橋には線路のすぐ横に歩道が併設されています。小さな滝もみえました。

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しばらくすると町に入りますが、このあたりは町の中心部から離れていて民家が多くあります。こういう公園で日向ぼっこができるとは羨ましい限りです。

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さっき歩いてきた鉄橋を GGB が渡っています。

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View Bridge に到着し、ツェルマットでのトレッキングは終了です。5日間(7月19~23日)で約50㎞ほど歩きました。

 

ツェルマットでの最後の夜、Fondue Chinoise(ラム、ビーフ、ポークのしゃぶしゃぶ)を食べ、上機嫌で Viewing Bridge に差しかかると、ちょうどマッターホルンの夕焼けの時間。とても幻想的でした。

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ツェルマットでのトレッキング(完)

 

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