Kamakura-An’s diary

鎌倉で海と戯れながら、時折、トレッキングにも

アオラキ/マウントクック国立公園 トレッキングの計画と準備

Lake Tekapo 油絵風

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きっかけ

当時はシンガポール駐在で、ニュージランド(NZ)人と出会ったり、NZに旅行に出かけた話をよく耳にしたりしたので、NZにトレッキングに出かけてみることにしました。

 

恥ずかしながら、この旅行を計画するまでNZには北島と南島があることすら知らず。シンガポールからだと(日本に比べて)NZはかなり近いと思っていましたが、シンガポールからでも約8,000キロ、日本(約9,000キロ)からとあまり変わりません。

 

旅程

1‐2日目:2016年11月11日(金)~12日(土)

 シンガポール →  シドニー →  メルボルン →  ライストチャーチ(泊)

3日目:11月13日(日)

 クライストチャーチ →  テカポ湖 →  オラキ/マウントクック国立公園(泊)

4₋5日目:11月14日(月)~15日(火)

 アオラキ/マウントクック国立公園(泊)

6日目:11月16日(水)

 アオラキ/マウントクック国立公園 →  クィーンズタウン →  テ・アナウ(泊)

7日目:11月17日(木)

 テ・アナウ →  ミルフォード・サウンド →  テ・アナウ(泊)

8日目:11月18日(金)

 テ・アナウ →  クィーンズタウン →  クライストチャーチ(泊)

9日目:11月19日(土)

 クライストチャーチ →  シドニー(泊)

10日目:11月20日(日)

 シドニー →  シンガポール

 

フライト

貯まった One World のマイルでいくためシンガポール-シドニーをカンタス航空で予約し、シドニー → クライストチャーチ便はおもしろセキュリティビデオのNZ航空を別に手配しました。

 

ところが、シドニー → クライストチャーチ便の出発時間が変更となり、トランジットが間に合わず、メルボルン経由でバージン・オーストラリア航空便に振り替え。かなりのロスになり、シンガポールからNZには19時間もかかりました。

 

厳しいことで有名なオーストラリアの入国審査。多少の食品や薬、トレッキングシューズを正直に申告書に記載し、検査官にみせると検査対象ライン(Goods to Declare)に並ぶように言われました。が、検査台で「食品は何?」と聞かれ、「パッケージされたコメ」と答えたら難なくパス。

 

税関検査といえば、2010年頃、上海・虹橋空港での出来事が思い出されます。実家から上海に持ち帰った野菜が没収されて処分箱へ。しかし、いつものように投げ捨てるのではなく、処分箱のなかにそっと置きました。おそらく検査官が持ち帰って、食べたのでしょう。そして、日本の野菜の味に感動したに違いありません。

 

ホテル

クライストチャーチでの最初のホテルは、空港近くの Commodore Hotel Christchurch Airport を予約。空港から電話をすると、すぐにピックアップに来てくれます。

 

アオラキ/マウントクック国立公園では、The Hermitage Hotel に宿泊。半年ほど前からホテルを探していたのですが、いずれのホテル予約サイトにもハーミテージホテルを含めマウントクックにはほとんど空室がありませんでした。

しかし、4日ほど前に突如、空室がたくさん出たので、モーテルをキャンセルしハーミテージホテルに変更しました。

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The Hermitage Hotel

アオラキ/マウントクック国立公園以降のホテルについては、アオラキ/マウントクック国立公園 after trekkingをご覧ください。

 

 

レンタカー

今回はクライストチャーチ空港で Budget レンタカーを借りました。

スマホがあるのでナビは要らないと言いましたが、スマホの地図には載っていない道もあるし、日本語案内もできるからナビがあった方がよいと強く推され、根負けして追加料金を払って借りることに。

 

案の定、ヘンな日本語、精度もスマホ(Google)の方が格段に上。結局、ナビを使ったのは最初の数キロでした。

 

Christchurch → Lake Tekapo

クライストチャーチからテカポ湖までは約240㎞。最初の70㎞ほどは1号線をひたすら走ります。

 

1車線の一般道ですが、市街地をちょっと外れると制限速度は100キロに。時折、2車線になり追い越しが可能。NZの制限速度は日本のそれよりも45割ほど高めに設定されているような感じで、85キロ制限のカーブもあったりします。しかし、クルマは少ないので運転は問題ありません。でも、なぜ、カーブの速度制限は65キロとか85キロなど半端な数字なのでしょう?

 
走り出して初めのうちは、やれ羊だ、牛だ、馬だと左右の風景を楽しみ、「人間より羊の方が多いというのはわかるなぁ」と言いながらドライブしていたのですが、道と景色が単調過ぎて1時間も走ると飽きてきます。
 

テカポまであと100キロを切ったあたりでしょうか。見晴らしがいい丘陵の峠があり、ここで一旦、休憩。ここまで道のりは曇ときどき雨でしたが、青空も見え始めました。車外に出てあたりの風景を眺めていると、峠を登るトレーラー(赤と緑)のスピードが落ち、後続の車が数珠繋ぎになっているのがみえます。

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このトレーラーも峠に止まったのですが、荷台をみると、それほど大きくはない羊がびっしり。この羊たち、ラム肉になる運命なのでしょう。NZらしい自然の景色から人間の食欲の景色に風景が一変です。

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Lake Tekapo

この後また雨が降ってきましたが、テカポに近づくにしたがい青空が臨めるようになってきました。
 
テカポ湖に到着し、早速、「善き羊飼いの教会」へ。昔、テレビでこの教会と満天の星空をみて、一度は訪れてみたいと思っていたところです。生憎、夜ではなく昼間でしたが、それもまたよしです。

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圧巻は教会の中。祭壇側の壁がガラスになっていて中央に十字架。一歩、中に入った途端、息を止めて見とれてしまいます。こういうのを神々しいというのでしょう。

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テカポ湖、山々、そして、短い夏に咲き競う花々、すべてがきれいです。

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牧羊犬は少し離れたところからテカポ湖をみつめています。

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Lake Tekapo → Lake Pukaki → Aoraki / Mount Cook National Park

テカポ湖を後にしていよいよアオラキ/マウントクック国立公園へ。テカポ湖からは100㎞ちょっとです。
 
途中のプカキ湖からNZの最高峰 マウントクック(3,724メートル)の姿をみとめることができました。予報は雨だったので、いきなりマウントクックを望むことができたのは幸運というしかありません。

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アオラキとはマオリ語で「雲を突き抜ける山」という意味とのことですが、古代から崇められてきた存在であろうことは一瞥しただけですぐにわかります。

 

富士山が懐の深い母性的な山だとすれば、マウントクックは厳しさを感じさせる父性的な山で、プカキ湖の水の色がその威厳をさらに高め、神秘性すら感じさせます。

プカキ湖の南側から湖西を北上していくと、だんだんマウントクックが近づいてきます。

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いよいよマウントクック国立公園でのトレッキングスタートです。