Kamakura-An’s diary

鎌倉への転居を機にブログも心機一転

Vol.1 グレイシャー国立公園(アメリカ・カナダ)_1/5

※2014年の記録です。

海外でトレッキングをしてみたいと思っていたところ、(当時)間もなく喜寿を迎える母が以前、「一度、ロッキー山脈の山々を見てみたい」と言っていたことを思い出しました。親孝行ができる機会ももうあまりないなと思い、母親を帯同してグレイシャー国立公園(GNP:Glacier National Park)に行くことにしました。母親の付き添いに妹も同伴です。

しかし、GNPに関する旅行ガイドブックは、「地球の歩き方 アメリカの国立公園」ぐらいしか見当たりません。また、参考になるようなパック旅行もなかったので手探りで情報収集。このためフライトからレンタカー、ホテルを自身で手配しなければなりませんでした。ただ、この経験が自身ですべてをアレンジする、今の海外トレッキング・スタイルにつながっています。

グリズリー・ベアにばったり出会ったり、落石に遭ったりと2回も命を落としそうになった初海外トレッキングでしたが、天候に恵まれたこともあり、これがきっかけで海外トレッキングに病みつきになってしまったのです。

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グレイシャー国立公園 ©Google

主なトレッキング・コース

1. メニー・グレイシャー・ホテル/Many Glacier Hotel 周辺(GNP)

2. ローガン・パス/Logan Pass(GNP)

3. ウォータートン・レイクス国立公園(Waterton Lakes National Park

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メニー・グレイシャー・ホテル周辺

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ローガン・パス

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ウォータートン・レイクス国立公園

時期・旅程(2014年

移動の多さとGNPでのアクティビティの激しさから、家内には高齢者虐待と言われるほどのハードスケジュールでした。ちなみに、最近の海外トレッキングでは、家内から嫁虐待と言われるほど、(素人にとっては)少々ハードなトレッキングになりつつあります。

<F> 飛行機  <C> レンタカー (S)宿泊

 1日目(7月5日)

  成田 <F> サンディエゴ <F> ソルトレイクシティ(S)

 2日目(7月6日)

  ソルトレイクシティ <F> カリスペル <C> GNP(S)

 3日目(7月7日)

  GNP(S)

 4日目(7月8日)

  GNP <C> ウォータートンレイクス国立公園 <C> GNP(S)

 5日目(7月9日)

  GNP <C> カリスペル <F> ソルトレイクシティ <F> サンフランシスコ(S)

 6日目(7月10日)

  サンフランシスコ(S)

 7日目(7月11-12日)

  サンフランシスコ <F> 羽田

宿泊予約

GNP内のホテル(Many Glacier Hotel)は前年(2013年)の11月Glacier Park Inc.のサイトで予約しました。

10月頃から予約サイトへアクセスを試みたのですが、ページが開けない状態が続きました。後からわかったのですが、GNP内の宿泊施設運営主体が変わり、予約受付を停止していたようです。

サイトで予約ができなかったため、米国の日系エージェントにも問い合わせてみたのですが、リクエストベースでの申し込みは受け付けてもらえるものの、手配できる可能性は非常に低いとのこと。GNP内のホテルはおそらくGlacier Park Inc. のサイトから予約するしか手はないようです。

その後、週に何度か予約サイトにアクセスを続け、11月下旬にようやく第1希望のMany Glacier Hotel を予約することができました。

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Many Glacier Hotel

アクセス:フライト

GNPへはカナダからのアクセスなどいくつかのルートがあるようですが、この旅行ではモンタナ州カリスペル(Kalispell)からアクセスすることに。

日本からカリスペルへの直行便はないため、サンディエゴとソルトレイクシティを経由してカリスペルに入る長旅です(海外トレッキングの場合、現地に行くまでに時間がかかるのが普通です)。

ガイドブックをみると、最寄空港はグレイシャー・パーク国際空港。しかし、フライト予約(デルタ航空)をしようとすると、カリスペル行きという便はあるのですが、グレイシャー・パーク国際空港行きという便が見当たりません。Googleマップをみてみると、カリスペルにはカリスペル・シティ空港とグレイシャー・パーク国際空港という2つの空港があるようです。この2つは10キロほどしか離れていないので、とりあえずカリスペル行きの便を予約しました。

カリスペルに降り立ったとき、当然、カリスペル・シティ空港に到着したものと思い込んでいます。このため空港でレンタカーを借りる際、受付のおばちゃんに「ここはカリスペル・シティ空港だよね?」と確認したら、「何を言っているの? あなたはグレイシャー・パーク国際空港にいるのよ。カリスペル・シティ空港はもうないわよ」と大笑いされました。

あらためて(2019年5月に)、Googleマップをみてみると、未だにグレイシャー・パーク国際空港とともにカリスペル・シティ空港ものっています。

このようにフライト予約時(デルタ航空)の目的地やレンタカー(Hertz)のチェックアウト地(借りる場所)はカリスペルと表記されているので少し注意が必要です。ただ、日本でも東京行きというと成田と羽田があったり、NY行きもJFKやラガーディアがあるので、カリスペル行き=カリスペル・シティ空港と思い込んだのは浅はかだったかもしれません。

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こじんまりとしたグレイシャー・パーク国際空港

アメリカ国内の移動(サンディエゴ→ソルトレイクシティ→カリスペル→ソルトレイクシティ→サンフランシスコ:計4フライト)は、デルタ航空のサイトでラウンドトリップ予約をすると、そこそこの割引が受けられます。カリスペル便は1日に何便あるのかわかりませんが、座席数80人程度の機材だったので早めに予約した方がいいかもしれません。

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ソルトレイク→カリスペルの機材

また、予約から搭乗までの約半年間に、ソルトレイクシティ←→カリスペルの便名と発着時刻が数回変更されました。幸い、カリスペル行きの便は当初予約便より2時間ほど早い便に変更されたのでGNPには早めに到着することができました。が、逆のケースを考えると、カリスペル到着後の予定の立て方にはちょっと注意する必要がありそうです。参考までに、預け荷物は1個あたり25ドルの追加料金が必要です(2014年当時)。

アクセス:レンタカー

当初、空港からGNPへはバスなど公共交通機関の利用を考えましたが、ホテルに問い合わせるとレンタカー利用を強く薦められました。結果として、やはりレンタカーでなければ相当、不便だったと思います。

レンタカーはHertzのサイトで予約。いろいろなプロモーション・プログラム(割引制度)があるのでうまく活用したいところ。なお、カリスペル発の場合、カーナビ(NeverLost)の利用予約はできません(利用を希望することは可能)。

また、カリスペル到着時刻が早まったので、レンタカーの利用開始時間をサイトで変更しようとしましたが「空車がありません」と表示されてしまいます。しかし、コールセンターに電話するとスムーズに利用開始時刻が変更できました。もちろん英語対応(日本語対応不可)になります。

レンタカーの利用手続は、空港ビル内のHertz受付カウンター(チェックアウト・ポイント)ですることになります。保険などは事前に申し込んでいたにもかかわらず、(やはり)最初からやり直し。ただ、あまり細かい説明はなく、「この保障もつけておく?」といった感じのやりとりのみで、いろいろな保険を付けてくれました(付けられました)。

返却時、満タンにしなくてもよいオプションもあります。ガソリンスタンドがどこにあるのかわからないなか、満タンにしなければというプレッシャーを感じるのが面倒でしたので、このオプションも付けました。

カーナビのストックが1台あったようで、それを借りることもできました。Garminの古いタイプのものでしたが機能的には十分。最近はスマホGoogle マップなどを利用した方がナビ精度が格段に高いので、海外wifiをレンタルをしてスマホナビを使うのがおススメです。

手続を終え、さぁ出発!という段になり、POS端末が故障して(支払いができず)、カギを受け取ることができません。端末のリブートを何回か繰り返した後、ようやくカギが受け取れました。これらのやりとりでアメリカに来たことを実感します。

カギを手にして、「で、どうすればいいの?」と聞くと、「空港ビル隣接駐車場のHertzエリア7番に車があるから、それに乗ったら空港を出て左折、その後、何マイルか走ったらUS-2の大きな交差点があるのでそこを右折、30分ほど走ると・・・。Have a nice trip !」 というきわめてアメリカ的な明るい対応。

駐車場に向かおうとしたら、受付のおばちゃんの横にいた、自称、道路のプロというもう一人のおばちゃんに呼び止められます。地図にルートをマークしてくれたのですが、口頭説明とほぼ同じレベルの粗さ。日本のように車体のキズ・チェックや自動車固有の操作方法の説明は一切なしです。

所定の駐車スペースに行って、車をみると予約車両と車種が違っています。フォード車のはずだったけど。。。と思いつつも、ほぼ同じ大きさのシボレー車だったのでそのまま乗車。慣れない左ハンドル、右側車行でしたが、空港周辺は道路も広く通行量も少なかったのでアメリカ初運転のハードルは意外と低かったように思います。

帰路、落石に遭ってルーフの一部が損傷してしまいました。返却時、正直にその旨を伝えると「保険でカバーされるから大丈夫」とのこと。キズの確認すらなくカギとカーナビを返すだけであっけなくレンタル契約は終了です。

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右後部座席の落石痕

道路状況と天気予報

出発の前週まで、GNP内のメイン道路であるGoing to the Sun Road(GTTS)は一部通行止め。GTTSが通行できなければ、目的地のMany Glacierにはずいぶんと遠回りしなければなりません。このため一日に何度も道路状況をチェック

また、天候も非常に気になるところ。どうすることもできないことはわかっていながらも、時間があるとついつい天気を確認したくなります。The Wheather Channelには10日間予報もあり、頻繁に更新されていて、しかも精度(的中率)はかなり高かったように思います。